東京ガス圏内に住んでいる人であれば、ライフバルというお店の名前を聞いたことがある人もいるでしょう。東京ガスの営業エリア内に存在しているライフバルではどんなことをしているのか、疑問に思う人も少なくありません。

また、給湯器をはじめとしたガス機器を販売しているのか、販売だけではなく給湯器の設置を行っているのかなど、疑問に思ったことについて紹介します。

東京ガスライフバルとは

東京ガスライフバルとは、東京ガス圏内の中でも南関東にある地域サービス窓口となっています。行っている業務としては、毎月のガスの使用量を測る検針や引越しの時にガスの大元の栓を開け閉めする開閉栓、そしてガス機器が適切に使われているか、故障やガス漏れをしていないか定期的に確認する安全点検が暮らしの中で身近な部分です。

それ以外に、ガス機器の販売・設置工事・修理・リフォームなどを行うことができる、ガスの総合窓口となっています。また、一部企業の設立に出資しているのも特徴の一つです。都市ガスが通っている地域であれば、都市ガスに関するあらゆることをサポートしてくれる利便性の高い店舗と言えるでしょう。

北関東を中心にライフバルがない地域では、エネスタやエネフィットと呼ばれる店舗が存在していますが、2008年に東京ガスの資本提供を3割受けたエネスタの一部によって、誕生したのがライフバルです。

エネスタは検診や安全点検を行っていませんが、ガスの開閉栓・ガス機器の販売・設置工事・修理などを一手に引き受けおり、かつ総合的なリフォームの提案や工事なども行っています。ライフバルとはできることが異なるため、注意が必要です。

一方、エネフィットは東京ガスから委託を受けているガス業務、ガス開閉栓をはじめとして、その店ごとの業務を行うお店です。

こちらもライフバルとは関係のない店舗であるため、注意しましょう。

販売されているガス給湯器は市販品と違うのか

ライフバルで販売されているガス給湯器は他のメーカーで販売されている物と、どう違うのかと疑問に思う人も少なくないでしょう。販売されているガス機器の特徴として、東京ガスの認可を受けているかどうかが大きなポイントとなります。

東京ガスが系列店で販売してもいいという認可を与えられるのは、安全性や品質に高い評価を下している機種のみです。そのため、市販品よりも安全性や品質の確かな物を購入したいと考えている人に人気が高いです。市販品を一切販売せず、独自のアイテムを提供しているだけかと考える人も少なくありませんが、会社によって状況が異なります。

東京ガス系列店であるライフバルであっても客の依頼があればLPGや石油の給湯器、市販品のガス給湯器を取り扱うことも少なくありません。ただし、業者ごとに取り扱っている市販品メーカーや工事内容は異なるため、事前に複数の見積もりをもらって確認することが必要です。

とは言え、都市ガスを中心に営業している店舗であるため、ガス関係の給湯器に関しては、東京ガスの認可を受けた物を取り扱うことが多いと言われています。

ライフバルで給湯器を交換する場合の費用

ライフバルで見積もりを取り寄せた場合、東京ガスブランドのガス給湯器をメインとした見積もりを提供されることが大半です。どうしても石油給湯器を導入したい場合や、LPGガスの給湯器を希望する人でない限り、都市ガスを使用している家庭であれば見積もりは東京ガスブランドの給湯器となります。

給湯器の種類によって料金は異なりますが、機器と工事費を含めてトータルで30万円後半から50万円台が相場です。工事一式が含まれているとはいえ、少し高いと感じる人もいるでしょう。しかしそれには理由があります。

東京ガスブランドで販売している給湯器をはじめとした機器の場合、機器の安全性や信頼性に対して東京ガスという企業が太鼓判を押して販売していることになります。結果として、信頼度や安全性が市販よりも高いと証明していることになるため、多少割高な価格となるのが一般的です。

なお、ガス配管自体が老朽化していることも多く、老朽化しているガス管の交換工事が必要な場合には、その分の費用が高くなると言われています。

給湯器の交換にかかる値段はどれくらいか

ライフバルで市販品の給湯器の見積もりをもらうことは可能か

ライフバルは東京ガスの資本が一部入っているとはいえ、ガスや石油などの給湯器を取り扱う経験が豊富な会社です。そのため、客の希望があれば石油や市販品の給湯器での見積もりは可能となっています。ただし、金額に関しては東京ガスブランドの物を導入した場合と変わらないこともあるため、注意する必要があります。

理由として東京ガス系列店であるため、東京ガスブランドのほうがライフバルとして割引率が高いからと言われています。そのため、ライフバルに東京ガスブランドと市販の給湯器の見積もりを依頼した場合、市販の給湯器のほうが割高の見積もりとなる場合があることを理解して依頼しましょう。

どうしても市販の給湯器を導入したい場合には、給湯器単体で別の会社から購入し、工事代金だけをライフバルで見積もりしてもらう方法もあります。この場合、工事場所の状況によって金額に幅がありますが、老朽化しているガス配管の交換を含めた工事代金は10万円から20万円ほどとなるでしょう。

ライフバルで給湯器を導入するメリット・デメリット

東京ガスライフバルで給湯器を交換するメリットとしては、機能が充実している給湯器を取り入れられることです。特に潜熱回収型給湯器といわれるエコジョーズの給湯器のラインナップが充実しており、導入することによって光熱費削減、給湯効率アップといったメリットがあります。

また、潜熱回収型給湯器を導入すると自治体から補助金が出るため、申請すると使った費用が帰ってくるのもメリットです。さらに、ライフバルの社員が定期的にガス機器の状況や使用方法で疑問はないか訪問するため、何かあったときに修理してもらいやすいでしょう。

一方、デメリットとしては初期費用が高いことです。市販品ならば30万円前後で済む可能性のある給湯器交換が、ライフバルだと40万円前後となる場合、どうしても高く感じてしまいます。また、場所や給湯能力などを含めて、選べる機種が少ないこともデメリットと言えるでしょう。

東京ガスの認可を受けている給湯器の機種はそれほど多くないため、求める給湯能力によっては2種類か3種類程度となってしまう場合もあります。給湯器に求める機能が付いているかどうか、カタログを見て確認してから見積もりをもらい、納得した上で購入することがデメリットを防ぐポイントです。